2018年06月29日

競技ダンスって妙にドキドキ

「ボールルームへようこそ」楽しく全視聴いたしました!
今までなかった社交ダンス(競技ダンス)というテーマ。
どちらかといえば、年配の方の趣味というイメージで、
想像出来なかった世界でしたが…面白かったわ

主人公の富士田多々良は、自分に自信が持てない、
さえない平凡な中学生。ある日、不良に絡まれていた
ところを、プロダンサーの仙石要に偶然に助けられ、
彼の所属するスタジオに成り行きで足を踏み入れることに。
何かに本気で取り組むというようなやる気も意欲も無かった
多々良が、競技ダンスに出会いその魅力に取りつかれ、
仲間と共にダンサーとして人として成長していく物語。

ボールルームへようこそ5.jpg

で、その多々良ですが、素人ながらダンスの技術をひと目で
記憶する優れた観察眼を持っていて、ダンサー仲間達に
衝撃を与えるわけですよ。もうすでにコテコテの王道(笑)

しかも兵藤清春、赤城賀寿(?)、仙石要氏の方が素敵なのに、
クールビューティな花岡雫ちゃんはやたらと多々良に肩入れ。
ライバルとして闘志を燃やすけど、少々端折り過ぎかと
清春もしかり、何か特別なものを多々良に感じたからだけど、
結構後半までダメダメだし、それだけじゃ弱い…って私だけ?

多々良と赤城真子のカップルは、すごく可愛くて好きだったな。
「私を花にしてください」というシーン、相手が多々良だから、
兄には言えなかった素直な気持ちを伝えられたのねって、
胸がキュンキュンでしたよ。その後の黄色い花が舞うような
ダンスには目が釘付けでした。やたら色っぽくなってたしね

で、お次は、様々な偶然が重なり、クラスメートの緋山千夏と
カップルを組み、試行錯誤しつつ2人のダンスを確立して
いくわけだけど…まさに最近の男子と女子と言いますか、
相手に合わせようとするリーダーらしからぬ多々良と
リーダー経験があり自分の感覚を大事にしたい千夏。
本当にダンスを愛しているからこその衝突と言ったらいいのか、
「あんたが分からないから無理!」と涙を流して叫ぶ千夏に、
愕然とする多々良。お互いに苦悩し、葛藤しているんだけど、
何をどうしていいかわからないもどかしさがすごく伝わりました。

結果、感情をぶつけ合い議論を重ね、常識に囚われない、
互いにリードし合うというダンスを導き出したわけだね。
最後のダンス前に「ダンスと出会ってくれてありがとうね」
と多々良に告げる千夏。「ちーちゃんこそ」と答える多々良。
2人が理解しあい、互いを最高の相手だと認めたダンスは
ほんと素敵でした。千夏のほっぺチューも良かった

ボールルームへようこそ3.jpg

あ、ライバルの釘宮方美は櫻井孝宏様なのに顔が怖かった(笑)
若者達とは別の苦悩があって、内に秘める強さがまた迫力満点。
ダンスは嫌いだと心で叫んでいた釘宮が、最後は笑顔で踊り、
結果発表では満たされたかのような涙を流し…本当はすごく
ダンスが好きなんだよね。井戸川女史の粋なセリフも良かった

ボールルームへようこそ4.jpg

しなやかでなめらかな動きや、親密感溢れるカップル練習。
競技ダンスってなんだかドキドキさせられるのね
そんなわけで、人と人との繋がりを説いた名言に溢れてて、
ダンスだけでなく哲学的なこともすごく勉強になりました。
まずは、2期を期待して待ちたいと思います。


posted by みゅーま at 23:59| Comment(2) | スポーツ・カルチャー | 更新情報をチェックする