2020年08月13日

悲しさしか無かった聲の形

先日金曜ロードショーで放送していた
「聲の形」観ました。カットされた場面が
多かったらしいけど初見ではわからないね。

聲の形.jpeg

それはそうと…この作品、感動!という
たくさんの前評判を見たわけだけど、
正直私はあまり好きになれなかったな。

入野自由様早見沙織様の演技はさすがだし
京都アニメーション映像で素晴らしいのに
なんだか残念な気持ちしか残らなかった…。

子供って無邪気だからこそ、罪悪感無く
後先考えず残酷なことをしてしまうよね。
気になる相手をからかって虐める心理
自分は悪くないという責任逃れの主張、
虐めていた子があっという間に逆転して、
虐められてしまう恐怖。確かにこれって
実際にありえるし物語として仕方ないけど
何と言うか最初の虐めシーンが強烈過ぎて
高校生になって急に仲良くして…はね。

補聴器を何度も取り上げ投げ捨てるのを
見た時は「こいつら絶対許せん!」って
思っちゃったし(笑)そんな一生恨んでも
いいほどの虐めを硝子は受けてるのに
石田を好きになりみんなを許して、でも
自分は責めて…良い子過ぎだよなぁ。

…とここまで書いたとこで、もしやと思い
原作のあらすじを見直してみたら、実は
そんなに悪い話じゃないのかもしれない。
あれ?…カット場面が多くてこうなった?
石田も結構大変な目にあってたってこと?

あぁ…この作品は原作を既読か未読かで
感じ方がかなり違ってくる内容なのかもな。


posted by みゅーま at 23:53| Comment(0) | フレンズ・フレンドシップ | 更新情報をチェックする