2020年05月23日

無自覚イケメン黒の契約者

今日は久しぶりの土曜日出番で仕事。
なんだか疲れてしまいましたわ(´Д`)

で、今日はちょっとだらけた気分で
「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」

初めは用語が複雑すぎて、ストーリーが
いまいち飲み込めないとこもありまして…

でもやっぱりSFアクションは面白い。
ダークな雰囲気や大人の人間模様が
渋くて、こういうの好きだわ~(*^^*)

主人公の黒(ヘイ)の表と裏のギャップ、
自覚のないイケメンなのが格好いい

DARKER THAN BLACK黒の契約者2.jpg


posted by みゅーま at 23:48| Comment(0) | ファンタジー(ファンシー) | 更新情報をチェックする

2019年11月30日

オカルト公務員の仕事って

今日は「真夜中のオカルト公務員」全12話の
感想を書こうと思います。なんだか久しぶりだな。

真夜中のオカルト公務員.jpg

まず何を言っても気になるのがタイトルでして、
オカルトと言えば、俗に言う「あやかし」「妖怪」と
いわれるジャンルなのに、そこに「公務員」でしょ?
非日常とお堅い役所仕事の組合せが面白いなって。
でもストーリー自体は予想に反して日常系というか、
夜間地域交流課の日常業務の話。ま、妖怪だけど。

『新宿区役所の夜間地域交流課に配属された
新人の宮古新。何も知らず請け負うことになった
仕事内容は…通称「アナザー」と呼ばれている、
いわゆるオカルト的存在との交流・共生の推進、
つまり一般人とアナザーが関わり、そこに問題が
生じた場合に事態を収拾するという業務だった』
という、現代版の陰陽師の話って感じかな。

っていうか主人公の宮古新は、かの有名な陰陽師、
安倍晴明の血脈を受け継いでる設定になっていて、
出てくるアナザーが安倍晴明と見間違える流れは、
夏目貴志を夏目レイコと間違えるのと似てるよね(笑)

真夜中のオカルト公務員2.jpg

22歳のごく普通の青年が、本人すら知らなかった
特異体質(砂の耳)に目覚め、アナザーとの交流で
次々と事件に巻き込まれていくわけだけど、他の
公務員と違い、あやかしと会話が唯一出来ることで、
情も移るし人間社会との橋渡し役、トラブル解決と
重要な役割となり、1話の天使と天狗のいさかいを
収めようとするあたりはほんと公務員っぽくて笑う。
話の通じない相手とのトラブルに対処するって、
グローバルになってきた世の中にも通じるからなぁ。

そんな新だけどあやかしと話ができるってだけで、
戦える力もないし、悪霊払いが出来るでもなく、
通訳以外何もできないんだけど、でもその能力は
アナザー達の信頼を得て丸く収めるのに重要でして、
諦めずに交流を図る姿は、最初は無理解だった
同僚達も次第に賛同して引き込まれていくんだよね。
誠実で優しい宮古新役の福山潤様がハマってました。

真夜中のオカルト公務員3.jpg

人気男性声優の起用で男性キャラがメインなので、
女性向けかと思えば、それほどイケメンでもなく…
でもインパクト大の姫塚セオが気になるわ~(*^^*)
中年なのに女性と間違われる美貌、飄々としてるけど
中身は意外と男前で、マッドサイエンティスト的
でもあり…。声が良いのでみんなカッコいいけどね。

アナザー達が潜む都会の幻想的な雰囲気は良かったし、
とりあえず1話完結な作品だから2期も作れそうなので、
宮古新の過去、琥珀や安倍晴明との繋がりも観たいね。
ま、どうせなら、真夜中から仕事を始める公務員なりの
苦労とかをもっと出してくれてたら面白かったかな(笑)
posted by みゅーま at 23:58| Comment(0) | ファンタジー(ファンシー) | 更新情報をチェックする

2018年10月30日

世界観がカルピス劇場っぽい

吉岡里帆さんと星野源さんのどん兵衛のCM。
キツネ耳&シッポの可愛い吉岡さん見てると、
どうも「狼と香辛料」を思い出してしまうのよね、私。

狼と香辛料.jpg

ずいぶん昔に観たアニメでうろ覚えなんだけど、
中世ヨーロッパの行商の男と狼の化身の娘いう
お洒落な会話と大人な雰囲気のファンタジーアニメ。

福山潤氏演じる旅のイケメン行商人のロレンスと、
小清水亜美様の尻尾と獣耳の美少女・ホロの
くすぐったくなるような穏やかな微笑ましいやりとりが、
なんとも言えず心地良くて、結構好きだったんだよね。
クラシック的な世界観がカルピス劇場っぽくて。
行商人の複雑な会話とか、ホロの高貴なる全裸(?)とか
大人な部分も多かったけど、優しいタッチが良かった

あ、ホロのセリフ回しがほんと可愛かったんだよなぁ。
自分のことを「わっち」って呼ぶ響きと「~ありんす」
っていういわゆる廓詞がすごく気に入ってたのよね

…って、どん兵衛、見て急に思い出したけど、
もう10年前のアニメなんだなぁ。嘘みたいだわ
posted by みゅーま at 23:55| Comment(0) | ファンタジー(ファンシー) | 更新情報をチェックする

2018年08月21日

冒険の空に飛び立とうか

「GRANBLUE FANTASY The Animation」
視聴終了しました。ゲームをしていない私でも
聞き覚えのある「通称グラブル」のアニメ化ですね。

グラブル2.jpg

幼い頃から小型恐竜のビィと共に育ったグラン少年。
伝説の島イスタルシアへの冒険を夢見るグランの前に、
帝国の追手から逃げる少女ルリアと騎士カタリナが現れる。
そんなルリアを助けようとするグランだが、ドラゴンの
一撃を受け命を落としてしまう。しかしルリアの持つ
不思議な能力によって生き返ることが出来たのだが、
それはルリアの命を2人で分け合ったということ、
離れ離れになったら命を失うということだった。
帝国からルリアを守るため、そしてグランの目指す星の島へ、
一緒に冒険の空へと飛び立つ…ってのが冒頭。

グラブル3.jpg

RPGゲームとしては大人気(?)のグラブルですが、
アニメだとどうなの?予備知識が無くてわかるの?と、
半信半疑で観始めたけど、結構すんなり入れました。

美しい絵本のようなタッチが新鮮でして、全体的には
案外地味な展開だけど、良く言えば正統派王道アニメ。
ストーリーに安心感があるところは、私好みですわ
ゲームのアニメって面白い作品が少ないイメージを
持ってたけど、普通に楽しめました。(11話までは…)
絵がきれいだからか、ラカムの騎空挺グランサイファーの
空へ舞い上がるシーン、臨場感があってカッコ良かった

グラブル4.jpg

…で、純粋で優しくて真っ直ぐな主人公・グラン、
というか、登場人物みんなが優しくて魅力的なのよ。
声優もキャラにあってて、東山奈央様のルリア、
小野友樹氏のグラン、沢城みゆき様のカタリナ、
平田広明氏のラカム、田村ゆかり様のイオ…みな良いです

ラスト決戦前、帝国の大尉の策略でルリアは心を閉ざし、
闇に落ちてしまうわけだけど、それを救えるのが命を共有
してるグランでして…この辺りのグランがまた男前なのよ
グランがプレゼントした髪飾り(イオが丁寧に修理した)で、
心の闇が解きほぐされ、安堵の涙を浮かべるルリアの表情、
すがすがしいくらいヒロインしていて可愛すぎです
ツンデレ感が皆無の少女、久々に見て新鮮だったわ。
そしてその流れで、グラン率いる騎空団が再びひとつになり、
物語の最後の決戦、リヴァイアサンにもう一度立ち向かう!
…そんな感じで11話が終了。次を期待して観た12話。

それがね、てっきりグランと仲間達の活躍かと思ってたのに、
ここにきて誰だかわからない見たことないキャラが続々登場。
きっとゲームに登場するキャラなんでしょうけど、何が何だか。
せっかく盛り上がっていたのに、おいおいって感じでした
アニメしか観ないんだから、グラン達だけで良かったし、
カタリナ、イオ、ラカムの見せ場が欲しかったわ。残念。
…とはいえ、新たな冒険へ旅立つ騎空団、という
2期につながる、子供にも観せられる、なかなか良い
ファンタジーアニメでした。
続きがあったら観てもいいかな。

ちなみにおまけの13話…。なぜこんな回を入れたのか、
謎過ぎておばちゃんにはまったく理解できなかった
ジータ編とやら、アニメしか観ない人は必要ないよね?
posted by みゅーま at 23:38| Comment(0) | ファンタジー(ファンシー) | 更新情報をチェックする

2018年05月09日

泥クジラの未来信じてます

「クジラの子らは砂上に歌う」全12話観ました。
…案の定また泣きましたよ。繊細で美しい絵本を
見るような雰囲気で始まる作品に魅了されました。

クジラの子らは砂上に歌う.jpg

砂に覆われた世界、砂漠に浮かぶ船
「泥クジラ」で暮らす人々の優しい日常で
執り行われる儚く美しい送別式。
印(サイミア)を持つ者は短命という現実を
日常として受け入れ、悲しくても泣いては
いけないという切ない風習を守る人々。

主人公チャクロやリコスといった愛らしい
少年少女達の世界が、この後どんな展開で
進んでいくのかなぁと思っていたら…
あまりに突然やってきた敵の襲撃と、
血生臭い殺伐とした光景に理解が追い付かず、
不穏な気持ちのまま結局最後まで…。

戦闘に慣れていない泥クジラの人々。
武器も防具もろくに無いのに、ただ真正面から
敵に臨み命を落としていく姿が辛くて辛くて。
そんな中、泥クジラに反骨心を抱くオウニの
サイミアの強さは、ほんと希望でしたよ。
記録係のチャクロは弱いんですもの(笑)

ラスト近くで明かされる泥クジラの動力、
ヌース・ファレナは、他の船と違って、
印(サイミア)を持つ者の生命力を吸収していた
いう事実を昔から知っていた長老会が、
泥クジラ共々沈もうとしたことは、決して
責められないかもしれないって思ったり…。
自分達は罪人、という十字架を背負って、
長い間生きて来たことを思うと、
前向きになれない気持ちもわかるよね。

美しく優しい色彩と可愛らしい登場人物
からは、想像つかなかった物語。
人は感情があるから苦しむ、感情なんて
無い方が幸せなんだと信じる悲しい者達。
感情があるからこそ生きる意味だし、
心が無ければ何も生まれはしないのに…(´Д`)

…というわけで、大変心に響いた作品でした。
ニビとオウニのシーンに涙だし、マソウの送別式で
ようやく泣くことを許されたシーンはほんとに号泣。
それとOPもEDも作品にあっててすごく良かった。
話が進むごとに曲の印象が変わって、後半なんて
砂の海すら見ても泣けちゃいました(笑)
この終わり方だと2期も制作されるでしょうけど、
泥クジラの未来が明るいことを信じてます。

泥クジラ.jpg
posted by みゅーま at 14:15| Comment(2) | ファンタジー(ファンシー) | 更新情報をチェックする