2020年09月18日

200年の愛憎と自動人形

からくりサーカス全36話視聴終了。

からくりサーカス2.jpg

原作ファンからは端折り過ぎだと
だいぶ不評だったようなのですが…
私は凄く面白かったです、ほんと。

ゾナハ病という厄介な病気に苦しむ
中国拳法使い加藤鳴海。人を笑わせないと
息が出来なくなる症状に苦しむ彼の元へ
遺産相続争いに巻き込まれた才賀勝と
勝を守護する人形使いの美女しろがねが
現れる。数奇な運命によって出会った3人。
サーカスを舞台に、ありとあらゆる因果が
複雑に絡み合った人間と自動人形との
200年に及ぶ戦いのストーリー。


確かに全36話で収めるには心苦しいぐらい
壮大で複雑で奥が深い感動作品でした

複雑な運命に翻弄される勝少年。その勝の
生きる糧となる、肉体を駆使して戦う鳴海と
傀儡人形を操り勝を守り続けるしろがねが
病原菌を巻き散らす自動人形(オートマータ)
の悪の根源を倒すために戦うわけだけど…

この自動人形としろがねに関わる200年の愛憎
輪廻転生、不死…。そしてその中で描かれる
美しい家族愛や普遍の愛、才賀勝少年成長と
次から次へと驚かされることばかりで大興奮。

ま、確かに時々ネタバレを見ないと「あれ?」
って思うところもあったけど、アニメしか
知らないとそれはそれで納得してるしね

からくりサーカスしろがね.jpg

しろがね(エレオノール)の育ての兄・ギイの
最後には号泣。そこからはずっとウルウル
最終回の勝とフェイスレスのやり取りにも
あんなに嫌なヤツだったのに感動したし。
子供の勝がめちゃめちゃ男前だったなぁ

からくりサーカスまさる.jpg


posted by みゅーま at 23:25| Comment(0) | バトル・アクション | 更新情報をチェックする

2019年01月24日

無敵のヒーローになるために

先日「僕のヒーローアカデミア」3期まで
観終わりました。1期からの全63話、
やっぱりワクワクドキドキさせてくれる、
友情アニメは大好き、私のツボですわ

僕のヒーローアカデミア2.jpg

4期の制作発表はされてるのは嬉しいけど、
しばらく観られないのが寂しいですよ。

さて、1期、2期と観てきてのこの3期。
今までの様々な伏線や揉め事、わだかまりが、
ひとまず解決されたかなという感じがしました。
緑谷少年の覚醒した足技や力尽きたオールマイト、
死柄木の素性、オールフォーワンの企み、そして
爆豪少年の苦悩や想いが知れたこと、などなど、
4期に繋がる締めがモヤモヤじゃなくて良かった

あちこちに、涙ウルウルしてしまう回があって…
例えば緑谷少年が合宿先で死闘を繰り広げるとこ。
ヴィランにボロボロにやられて、死ぬかもって時の
心の言葉が「ごめん、お母さん…」だったのが、
なんだかそれがリアル過ぎて泣きそうでした。
アニメ的には「オールマイト、ごめんなさい…」
って言うところでしょう。母として切なかったわ。
それにも繋がるんだけど、家庭訪問の回も泣けた
寮生活に反対する母の言葉、あれが親の本音なんだよ。
個性が無かった息子が、ボロボロになるヒーロー科。
親としては心配しないわけないですもん。
ヒロアカは緑谷母の存在感、大きいんだよね。

ヒロアカ緑谷親子.jpg

そしてオールマイト対ワン・フォー・オール。
(まさかオールマイト死んじゃうんじゃないよね)、
と思わせる、無敵のヒーローの痛々しい戦い。
緑谷少年がオールマイトの力を託された時から
いつかはこの日が来るだろうとは思ってたけど…
何はともあれ、生きていてくれて嬉しかったよ
でも、あのひ弱な姿を世間にさらすことになり、
絶対的なヒーローがもうヴィランと戦えないと、
みんなが知ってしまった今、オールマイト本人が
一番辛いのかもしれないな…。
そんなオールマイトが、これからどんなふうに
生徒達に関わっていくのか、また楽しみでもあり。

緑谷少年と爆豪少年の決闘も、なんか痛かった。
後ろをついてくるだけの個性も無かった幼馴染デク。
その個性が憧れのオールマイトから受けた力と知り、
爆豪少年の悔しくて面白くない感情は当たり前。
しかもオールマイトが引退する引き金になったのは
自分だと責め、行き場の無い怒りはデクとの勝負…。
ま、オールマイトの登場もあり、結果的には、
2人の考え方の違いや互いの力を認めたと言いますか、
爆豪少年が多少歩み寄ったようで、良かったけどね。
それにしても、憧れとはいえあれだけ意地悪されても
「かっちゃん!」を想う緑谷少年。怖いよ…

ヒロアカ緑谷爆豪.jpg

それともうひとつ泣き所、梅雨ちゃんのお願いで、
爆豪少年を助けに行った5人を呼び出して話をする回。
「ルールを破るなら、敵のそれと同じだ」
心を鬼にして言ったはずなのに、救出に行った5人。
止めたつもりになっていた自分の不甲斐なさ…。
仲間が助かったから結果オーライではあるけど、
その言葉に同調していたのに、救出とはいえ隠れて
助けに行った5人の勝手な行動はヒーローと言えないし
もしかしたら最悪な結果を招いてたかもしれないのだ。
もちろん梅雨ちゃんも助けに行きたかったと思う。
でもヒーローなら自分本位ではダメだと、
5人にきちんと伝えたかったってことなのかもね。
そのことをちゃんと理解して駆け寄った仲間達。
ほんと良いクラスメート達なんだよなぁ。

そういや最終回で出てきた先輩達の1人、ミリオ先輩。
超最強で、授業の一環とはいえ1年A組を一網打尽。
でも先輩は「個性が初めから強かったわけでなく、
努力で強くしたんだ」と後輩達に語ってました。
まさしく緑谷少年の心に響く言葉。やっぱ王道はいいね

ということで、次の4期を心待ちにしてます!
posted by みゅーま at 23:57| Comment(0) | バトル・アクション | 更新情報をチェックする

2018年12月02日

久しぶりのHUNTERワールド

今日は…昨日次男と深夜までかかって観てしまった
劇場版「HUNTER×HUNTER THE LAST MISSION」
の感想をチラリと書こうと思います

HUNTER劇場版.jpg

実はこれも録画したままずっと放っておいたクチ(笑)
どうやら公開されたのは5年も前だったようですな。
前作劇場版「緋色の幻影‐ファントム・ルージュ‐」
観たはずなんだけど、あまり記憶ないのはなぜかしら

…で、久しぶりにHUNTER×HUNTERワールドに
触れたもので、冒頭からの今は亡き永井一郎様
ネテロ会長が出てきただけで、なんだか感無量。
主要4人はもちろんだけど、ズシやウイング、ビスケ、
ゴレイヌという、やたらと懐かしいメンツに思わずニヤリ

ってことは、これはグリードアイランド編の直後ぐらい
設定なのかな?ゴンとキルアはまだ平和そうだし。
天空闘技場でのズシの応援とか、ネオンの護衛をする
クラピカとか、相変わらず頼りないレオリオとか、
そういうところに喜んでしまって、肝心なストーリーは
いまひとつ心に響かず…だったな。ごめんなさい。

「念」の対極にある「怨」という取ってつけた闇の力が、
ネテロ会長に敵うわけがなく…あ、最初捕まってたか(笑)
やたらと「仲間!」を強調してたのも笑ってしまったし、
ヒソカが何してくれるか期待したけど出てきただけだし。
敵キャラに芸能人を使うのは、劇場版のあるあるだけど、
だから劇場版ってあまり好きじゃないのかもな、私。
ま、いわゆる劇場版ってこんなものなんですけどね

とにかくHUNTER×HUNTERは面白くて大好きなので、
これからもずっと応援しております。では。
HUNTER×HUNTER 感想
posted by みゅーま at 17:51| Comment(0) | バトル・アクション | 更新情報をチェックする

2018年11月24日

25周年だった幽☆遊☆白書

今さらですみませんが、去年TVアニメ化
25周年を迎えていた「幽☆遊☆白書」

幽☆遊☆白書.jpg

最近またまたキッズステーションで放送
してたもんで、チラリと観てしまいました。
なんだかめっちゃ懐かしかったわ~
HP見たら去年はイベント尽くしだったようで、
新作アニメのカットなんて数倍イケメン

HUNTER×HUNTERが大好きだった私。
漫画家・冨樫義博先生の代表作のこの作品も
制覇せねばと、後から慌てて観たんだよね。
名前だけはアニオタ以前に知ってたけど。

私が観たのは6年前ぐらいかな?
アニメ化された1992年当時に観ていたら、
もっと楽しんで見れたのかもしれないけど、
どうも格闘要素が強過ぎて(当たり前か(笑))、
あまり好みでないなとその時は思ったのよね。
どうしても、複雑な心理描写に緊張させられた
HUNTER×HUNTERと比べちゃってたんだな

でも、我が家の次男は今でも鮮明に語れるほど
楽しんで見てたから、男子には受けてたのよね。
カードゲームもかなり流行ってたし。

当初、主要キャラの幽助・桑原・蔵馬・飛影が、
その後に連載されるHUNTER×HUNTERと
キャラの雰囲気が丸かぶりで笑った記憶が(笑)
バトルが中心の少年漫画の王道ではあるけど、
幼少時の蔵馬や飛影の複雑で辛く苦しい過去や、
若き日の幻海と戸愚呂弟の悲しい関係だったりと、
ダークな部分もあって人気があったんだよね。

そういえば…登場人物がやたらとポケットに
手を突っ込んでたり、昔の不良感満載
ファッションが妙に笑えるのも、時代だなぁ。
posted by みゅーま at 22:35| Comment(0) | バトル・アクション | 更新情報をチェックする

2018年10月06日

天真爛漫な兄と劣等感の弟

先日「青の祓魔師京都不浄王篇」全12話視聴しました。
1期から6年ぶりの2期。私的にとてもいい感じで終了。
3期が早く観たい!と思わせる麗しき兄弟愛(?)&友情

  青の祓魔師京都2.jpg

ま、結構途中まではゴタゴタ揉めてたけど、今回は、
様々な人間模様、奥村燐に対するそれぞれの感情が
いろいろ分かって…でもラストは仲良くなってめでたし

舞台は京都、何者かに盗まれてしまった不浄王の左目、
そして右目をも持ち出され、復活してしまった不浄王。
明陀宗血統の勝呂・志摩・子猫丸の実家の面々が
その討伐に挑むのだが次第に力尽きてしまう中、
そんな危機を最後に救ったのは、強い意志で降魔剣を
抜くことが出来たサタンの子・奥村燐だった…って話。

それで忌み嫌われていた燐がみなの信頼を取り戻す
って展開なわけだけど、そこに至るまでの祓魔塾生達の
明陀宗を代々継ぐ複雑な家族・親子の関係が不憫でね。
特に親子喧嘩、というか一方的にイライラしてた勝呂竜士。
でも不浄王との戦いで、座主として務めを長年守っていた
父の強さを知り、その使い魔を受け継いだのは良かった。

それと今回の1件を機に、志摩柔造と宝生蝮が結婚!
これが、蝮の了解も得ず、両親に挨拶するという
なんとも強引かつ頼もしい柔造の男らしいお姿
全てを失くしてしまった蝮を丸ごと受け入れ支える、
一途な想いになぜか自然に涙がうるうる…。
裏切り者と思われるような行動をしてしまった蝮、
でも妙陀を守ろうとした彼女なりの考えだったわけで、
利用されていたというだけで、間違いはないのよね。
ほんとこのシーンはほっこりさせられたわ。
志摩廉造の慌てっぷり&引きがまた良かったしな

とりあえず燐は処刑されないようだし、必要以上に
心配している雪男にとっては安心したでしょう。
それなのに燐を殴っちゃう当たりが痛々しいわけよ。
父・藤本獅郎との約束「燐を守る」ための祓魔師。
大人しくしててくれと思うのに、いつも燐に振り回され、
それなのに最後は自分で解決して、雪男の出る幕無し…。
それどころか逆に燐が雪男を救ったりするもんだから、
どこまでも兄には敵わないのかと劣等感に陥るんだよな

奥村燐.jpg

そんな雪男の想いを知ってか知らずか、天真爛漫な燐。
兄に勝る部分が何もないと焦躁する雪男に、燐は
「お前が羨ましい。俺も親父と一緒に戦いたかった」
そして「お前を追い抜いてやるからな!」と元気に宣戦布告。
本当は雪男の方が、幼い時からずっと燐に憧れ、
(兄さんのようになりたかった)思い続けてるって
…もう萌え要素しかないですわ
サスケもそうだけど、ひとり葛藤してる痛いキャラ、好きです。

奥村雪男.jpg

とにかく、燐がサタンの息子だけど仲間思いのいいやつ、
ってことを認めてもらったのが嬉しいね。
しかも「サタン」が仲間内でいじりネタになってるし

まずは、メフィストが燐を使って何を企んでいるのか。
霧隱シュラや未だ謎の宝ねむの存在。なんだか怖いな。
あぁ~3期が来て欲しい!まさか6年後じゃないわよね
posted by みゅーま at 23:55| Comment(0) | バトル・アクション | 更新情報をチェックする

2018年09月29日

和解の印で払拭されました

NARUTOからNARUTO疾風伝までの全720話。
先日とうとう視聴終了致しました。いやぁ、長かった

15年近くの間、我が家でも紆余曲折ありましたが、
よくぞ最後まで観たもんだと自分を褒めたいです(笑)

正直言って…やたらと間がある長い戦闘シーンや、
ふざけた感じのつまらないアニメオリジナルなど、
中だるみが多くて、観るのやめようと思ったことも多々。
でも最後の最後で、ナルトとサスケの和解の印を観れた
ことですべて払拭されました。今までの全ての出来事は
ここに繋がるためだったんだなって、感無量です
(あ、ちなみに私の中での最終回は699話ね)
NARUTO疾風伝ED.jpg

最初の頃の様々な疑問が、後々解決していく展開は、
なかなか面白かったけどね。
ナルトへの九尾封印、ナルト両親ミナト・クシナの愛、
ミナト先生率いるカカシ・オビト・リンの関係、
うちは一族と木の葉の忍の悲しい因縁、
うちはイタチの生き様・弟サスケとの愛憎、
暁結成の理由、柱間とマダラなど木の葉の過去、
サスケが抱いていたナルトへの想い…
などなど、
別々の場所で起こった出来事が、次々と繋がっていく、
という伏線の張られたストーリー性のある長期の作品。
そんな話を描く漫画家さんってほんと素晴らしいです。

ナルトが火影になって終了ってのを望んでたのに、
ヒナタとの結婚式騒動で、肝心なナルトの存在が蔑ろ
にされてて、だいぶしらけてしまい、残念だったけど、
ま、次のBORUTOに期待したいと思います。

まずは岸本斉史先生、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。…ということで、
今から「THE LAST-NARUTO THE MOVIE-」
を観たいと思います。では。

和解の印3.jpg
     「うるせぇよ…ウスラトンカチ」「はっははは」
posted by みゅーま at 21:02| Comment(0) | バトル・アクション | 更新情報をチェックする

2018年09月20日

ウスラトンカチが嬉しかった

すみませ~ん(≧▽≦)!!
今日もNARUTO疾風伝語らせてください!!
続きを4話ほど観ましたが…またしても泣きました

死闘の末、ようやく大筒木カグヤを倒したというのに、
サスケの一方的とも言える要求で、再びナルトとサスケが
決闘することになるだなんて…もうやめてちょうだい!と、
テレビに向かって声かけてましたよ、私
どこまで行っても、痛い、痛すぎるよ、サスケくん。

で、その流れからの698話「和解の印」での、
最後の互いの拳、倒れる2人、巡る回想…。
それだけでも泣けるのに、サスケの一筋の涙。
そしてここにきて笑顔の「ウスラトンカチ」が
聞けるだなんて、素直に嬉しかった。

サスケがナルトに対して抱いていた本当の想い…。
もうもう…杉山紀彰氏の語り口調、
いや、サスケの語りに胸がいっぱいです

和解の印.jpg

ラストの壮大な和解の印は、インドラとアシュラから
続く因縁をも断ち切ってくれた…という感動の図。
ほんと素晴らしい演出を有難うございました。
これぞまさしく神回でした

和解の印2.jpg
posted by みゅーま at 23:57| Comment(2) | バトル・アクション | 更新情報をチェックする

2018年09月16日

だいぶ昔に1期だけ観たな

次男の大好きな「戦姫絶唱シンフォギア」の5期が
来春放送だと、隣で音ゲーしながら次男が呟いてます。

戦姫絶唱シンフォギア.jpg

私はシンフォギアはだいぶ昔に1期だけ観たけど、
まさかそんなに続いてたとはね。そういえば、
職場のオタク女子もシンフォギアのライブに行ってたな。

確か1期は、ストーリーは単純明快、登場人物は可愛いし、
大人のプリキュア的要素満載で結構楽しめた記憶が…。
冒頭いきなり親友の死から始まったのは衝撃だったけど。

悠木碧様演じる立花響、水樹奈々様演じる風鳴翼など、
シンフォギア奏者と呼ばれる彼女達の歌のパワー(?)で、
敵を倒していく設定。戦闘中は突然ミュージカルのごとく
歌い出すので、慣れるまで笑えてました(笑)
でもさすが水樹奈々さん、歌声はやっぱり素晴らしいです

基本ハッピーエンドが好きなので、ひとまず1期の最後は
全員生きて戻ってくれたのは良かったよ。
私の大好きな沢城みゆき様は色気ある研究者を演じてたのに
実は敵だったという展開で、ラストは倒され消滅。
次男に聞いたら2期以降は出ないって言うし、残念だわ。

そんなわけで、機会があったらまた1期から観たいけど、
当分無理だろうなぁ。
posted by みゅーま at 23:49| Comment(2) | バトル・アクション | 更新情報をチェックする

2018年05月27日

神楽の心の強さに負けた神威

今更ですが「銀魂.洛陽決戦篇」観終わりました。
いやぁ…今まで観た銀魂アニメシリーズの中で、
最高に興奮して最高に感動したかもしれない
今までずっと気になってたのに、明かされる
ことのなかった登場人物の過去や関係が、
すべて明らかになった感じ。それぞれの思いを
ぶつけて語られる今シリーズはトップレベル

攘夷四天王の過去、神威と神楽の母・江華と
星海坊主の出会いと家族の過去、虚の正体や、
虚と朧の関係など、「マジか…」の連続でした。

神楽の故郷「洛陽」での決戦。そこに勢揃いした4人、
攘夷志士、坂田銀時、高杉晋助、桂小太郎、坂本辰馬。
背中合わせで立つ姿は壮観。もうカッコ良すぎです。


銀魂洛陽.jpg

4人の活躍は知っての通りだけど、桂小太郎の
生立ちや、実は本気の桂はめちゃくちゃ強くて
男前だということ、坂本辰馬が銃を使って
戦う理由や実は優しいイケメンなこと。
「あいつ(神楽)の為に動くのに血も理由も必要ねえ」
と圧倒的に強い神威を挑発し戦いに挑む坂田銀時。
そして「帰ろう、松下村塾へ…」という高杉晋助の
敬慕溢れるラストの言葉。銀魂ってこの
二枚目と三枚目のギャップに惚れるんだよなぁ

で、何を言っても今回は星海坊主一家の過去
号泣させられました。危ないイメージしか無い神威が
病に伏せる母の替わりに、幼い神楽をおんぶしたり
輩から必死に守ろうとする、その姿にすでに涙。
ちゃんとお兄ちゃんしてたんだなぁと切なかった。
そして大好きな母の病気は、父が「徨安」から
連れ出したことが原因と知り愕然とする神威。
どうしても母を救いたいという一心で父に戦いを
挑むも太刀打ち出来ず…。神威はもっと強くなって
父を超えるしかないと、母を救えぬまま家を後に…。
「あの人と一緒になったのはあの人の隣にいたかったから」
「生まれてくるあなた達の隣にいたかったから」
母は言っていたのに、愛するが故というか
「母親を殺したのは父親」という恨みしか持つ
ことが出来なかった幼い神威が可哀想でならない…

宇宙最強の親子喧嘩に割って入り「還ろう、ただの家族に」
と言う神楽。しかし「その顔をその声を見せないでくれ」
と、母そっくりの妹に目を見開き容赦なく攻撃する兄。
完全に母を投影していることが痛々しいよ、神威。
日に日に弱っていく母を見守る事が出来ず、
逃げだしてしまった神威と母を最期まで見届け、
決して家族の手を離すことのなかった神楽…。
神威はそんな神楽の心の強さに負けたのかもしれないな。
神威は神楽へと倒れ込み…やっと家族の元へ帰ったんだね。

銀魂洛陽2.jpg

松陽(虚)と朧の関係も辛かった…というか松陽の
1番弟子を望んでいた朧が、偶然に松下村塾での
松陽の笑顔を見て嫉妬に駆られる描写は切なかった。
吉田松陽は「いつか自分は虚に飲み込まれる」と
わかっていて、松下村塾の弟子達を育て、巨大な影に
仇する希望を世に残したのではないかと言う桂。
地球の未来は4人にかかっていること、これから
壮大な戦いが待っているという洛陽篇のラストでした。

あ、暴走状態の神威に立ち向かう新八と神楽と
阿伏兎(いい人でした)、虚と星海坊主、高杉と朧、
等々…不死者とも対峙するという白熱戦ばかり。
興奮冷めやらずという感じで、書きたいことも
いっぱいありますが、なんだかまとまらないので
とりあえずこの辺で…。なんにせよ、母で妻である私。
やっぱり家族の話に一番弱いですね。
posted by みゅーま at 23:18| Comment(0) | バトル・アクション | 更新情報をチェックする

2018年05月03日

少年が頑張る姿にとても弱い

アメトークで「HUNTER×HUNTER芸人」
近日放送されるそうですね。10年以上も前に、
アニマックスで観てめっちゃハマってしまった作品。
当時は本当に好き過ぎて、グッズやキャラソンCDを
どんだけ集めたことか…(笑)

HUNTER.png

ゴンといい、キルアといい、クラピカもレオリオも、
賢くて正義感があって仲間思いで美形で…
ほんと何もいうこと無し!!のキャラクター達。
こんなに好きでいいのかしら…ってほど、
やっぱジャンプ系少年に弱いのよ、私。

基本は無差別に血が流れるアニメ(幻影旅団的な…)は
不得手ですが、この4人の人間性、チームワーク、
ストーリーがなんとも最高だったんだよね。
ちなみこの4人、血液型が全員バラバラでして、
ゴンB型、キルアA型、クラピカAB型、レオリオO型、
っていうのがなんかすごく合っててにやける。ついでに、
ゴン・レオリオの髪が剛毛で、キルア・クラピカの髪が
フワサラという逆なところもなんだか好き。触りたい

…と、私的には萌え要素満載だけど、それだけじゃなくて、
主人公のゴン少年が、世界でも屈指のハンターと言われる
まだ見ぬ父親・ジンに会うために、自らもハンターを
目指して旅をする、というのが物語のはじまり。
その旅の途中で出会った仲間との友情、絆、正義のために
戦うための能力の習得と、グロテスクな描写も多いけど
(漫画の方が残酷らしい)ドキドキハラハラさせられながらも、
少年が頑張る姿におばちゃんはとても弱いんだなぁ

それはそうと、私の中のHUNTER×HUNTERは、
どうしても1作目の印象が強すぎて、実のところ、
2011年版はあまり馴染めない感じなのですよ。
漫画を読んでいないので、どちらが原作通りかは
知らないけど、なんと言うか、1作目より簡略化
されてる部分が多くて、緊迫感・躍動感がいまひとつ…。
ゴンが「なぜハンターを目指したのか」という
説明も足りないし、初見の人にはあまり伝わらない
んじゃないかなって、勝手に思ってしまいました

私は重要な場面だと思ってた、冒頭のゴンとミトの
やり取りも、実は外して欲しくなかったのよね。
カイトに出会い、偉大なハンターとして活躍する父ジン。
その存在を知り憧れ、でも母親同然のミトに猛反対され。
確かに…母としては当然反対するのわかるんだよね。

ハンターへの強い憧れで自分の元から巣立とうとするゴン。
家庭を捨てたジンへの複雑な胸中、母としてのミトの葛藤。
…この旅立つ前のエピソードがあるからこそ、ミトの愛が
伝って、くじら島の存在が生きてくると思うんだよね。
なんでここ削ったんだろうなぁ悲しい。

ま、どっちにしても「HUNTER×HUNTER」が大好きな私。
冨樫義博先生、続きを心よりお待ちしております。

HUNTER親.jpg
posted by みゅーま at 16:14| Comment(2) | バトル・アクション | 更新情報をチェックする

2018年04月14日

ご先祖様を大切に by死神

キングダム主人公・信の声優・森田成一氏ですが、
私の中でBLEACHの黒崎一護の印象があまりに強すぎて、
登場人物の中で一番「役と声」がピンと来ないんだよね。
少年らしくない声だからかなぁ。だいぶ慣れたけど(笑)
MAJORの佐藤寿也役は悪くなかったんだけどな、私的には。

そういえば、BLEACHは家族でかなりハマって観てました
登場人物が多くて個性豊かなところも惹かれたし…懐かしいな。

BLEACH.jpg

まだアニメ初心者で、BLEACHを知らなかった頃の私は、
「学生服と和装の人間がなぜ同じ場面に出てくるんじゃ??」
と、ストーリーがまったく想像できず非常に不思議でした。
しかも、刀はブンブン振り回すし、血はわんさか流れるしで、
なんて残酷なアニメなのよとちょっと引いていたのも確か。
パパさんは「主人公なのに人相悪いよな」なんて言ってたしね。

でもそれがこんなに長いこと続いた人気作品だったんだもな。
面白かったわけだ。漫画家ってほんと尊敬する仕事ですよ

そんなBLEACHを観てておばちゃんが最初に思ったこと。
「なるほど。成仏出来ない悲しい寂しい霊が
悪霊(ホロウ)になって現われるんだなぁ。
やっぱりお墓参りは欠かさないでやらなくちゃ…」
でした。織姫の兄さんがホロウになって現れたシーンだね。
というわけで、まずはご先祖様を大切にしようと思います
posted by みゅーま at 18:57| Comment(0) | バトル・アクション | 更新情報をチェックする

2018年03月22日

鍛えた体とハードボイルド

半年前ぐらいに観ました「最遊記RELOAD BLAST」
最遊記シリーズは大好きで、TVアニメはだいたい観たかな

    最遊記.jpg

やっぱりイケメンで強いって、最高に格好いいですな~
悪そうな雰囲気の三蔵も、爽やかインテリな猪八戒も、
軽いけど色気のある沙悟浄も、天真爛漫な孫悟空も、みんな。

要はむさ苦しい男4人が、村を襲う凶暴化した妖怪達を
容赦なく倒しながら、西へと向かって旅をする話。
色恋沙汰のないハードボイルドアニメ。見境ないけど…
鍛え抜かれた男性の裸体って目の保養です。
(息子達は水泳部だから見慣れてはいるのよ、念のため)

今回のシリーズは、特に500年前の天界での話、
前世で出会っていた4人の話に、かなり心を打たれました。
自らを犠牲に、悟空を守って生かしてくれた三蔵、八戒、悟浄。
そして記憶を消されて500年もの長い間、ずっと
孤独だった悟空に手を差し伸べた三蔵の姿。
いやぁ、ここにつながるのねとめっちゃ感動…

ナタクの強制送還といい、ラストのグラサン妖怪と女児も謎、
続きが気になって仕方ないじゃないのよ~o(><)o

続きを待てないせっかちおばちゃんは、
すでに完結したアニメを、イッキ見する方が
性に合っているんだなぁ、やっぱり(笑)
posted by みゅーま at 23:39| Comment(0) | バトル・アクション | 更新情報をチェックする