2020年08月06日

複雑怪奇だからクセになる

「ID:INVADED(イド:インヴェイデッド)」
を観終わったので、軽く感想書きます。

ID.jpeg

いやはや…なかなか突飛な刑事もの(?)で
最初に思った通り、1度じゃ理解不能
だったので2回観ちゃいました(^^;)

何と言いますか、話が複雑怪奇な分、
理解した時のなるほど感が半端ない。
世界観がわかってくるとハマる系。

凶悪殺人犯の「殺意」を特殊な機械で
現場から採取し、その情報から犯人の
深層心理の世界に入り込んで捜査する
…って、言葉じゃ説明できないわ(笑)

津田健次郎様演じる主人公・酒井戸が
愛する妻と娘を殺害した犯人と向き合い
戦い続ける姿、そして現実を受け入れ
ようやく前に進めた姿…泣けましたよ

結構残酷な描写が多いので好き嫌いが
分かれそうな作品かもしれないけど、
なんとなくクセになる作品でした。

あ、細谷佳正様演じる百貴室長が
やたらと男前でカッコ良かったな


posted by みゅーま at 22:39| Comment(0) | サスペンス・ミステリー | 更新情報をチェックする

2019年07月02日

東のエデンに魅せられて

Yahoo!ニュースに「東のエデン」が出てたので
何事かしらと思わず見入ってしまいましたが、
10周年にもなるんだね~。早いなぁ
コロボックル風デフォルメキャラアイテム…って
出来るなら2頭身じゃない方が嬉しいんだけど(笑)

とにかく当時すごく気に入ったアニメだったもんで、
大昔、別ブログ(今は封印)に感想を書いてたのよね。
…ってことで、それを引用しつつ、「東のエデン」
11話&劇場版2作品の感想を書きたいと思います。

eden-of-the-east.jpg

いやぁこれがね、私にはすごくドキドキ新鮮で、
今でも印象に残ってるほどのお気に入りの作品。
まずキャラデザインが好みだったこと。というか、
漫画を読まない私は、当時羽海野チカ先生のことを
全然知らず。思えば「ハチミツとクローバー」より
先にこちらのアニメを観てたんだよね。懐かしい。

冒頭からいきなり全裸で登場する若者に驚かされ、
しかも記憶を無くしていて、自分が何者なのかも
わからないという。しかし持っていた謎の携帯から
自分は「滝沢朗」であること。そして100億円を
自由に使って「閉塞感漂う日本を救う」ことを
課せられたセレソンメンバーの1人だった…と。

王子様度高めの滝沢朗と森美咲の恋も可愛いし、
それより何より「次はどうなっちゃうの!?」という
テンポのいいストーリー展開&滝沢朗の格好良さ。
サスペンス的緊張感が最初から最後まで続くし、
残虐さは無いのに謎を追って進むのがスリリングで、
気が抜けないままイッキに最後(劇場版)まで鑑賞。
ほんと、よく考えられた作品でしたよ。

東のエデン滝沢朗.jpg

とにかく滝沢朗がめちゃめちゃイケメンでして、
頭が良くて明るくて無鉄砲だけど紳士的で…
こんな子いたらほんと日本は変わると思ったわ。
それと萌え要素がまったくないのも良かった(笑)
ちなみに私の、木村良平様(滝沢朗)、早見沙織様
(森美咲)との出会いはこのアニメだったはず。

東のエデン2.jpg

それはそうとこの作品は、ミサイル(テロ)や
就職難、ニート、政治不信等、大人と若者の
思考のギャップと、様々な日本の社会問題が
描かれていてモヤモヤ感があったのも確か。
世の中に反発するかのように引き籠る子供達。
でもニートの中にはすごい才能を秘めてる人も
大勢いるはずだし、その大人への反骨心をぜひ
前向きに発信してほしいと思うんだよね。でも、
東のエデン㈱の代表になった学生の平澤一臣が、
「上がりを決め込んだ大人の気持ちが良く分かる」
とやる気ない同世代の雇われ社員を見て呟く言葉。
…結局そうやってみんな大人になるんだろうなぁ。

ということで、最後は空しい話になったけど、
いろいろ考えさせられる魅力的なアニメでした。
posted by みゅーま at 23:54| Comment(0) | サスペンス・ミステリー | 更新情報をチェックする

2019年03月14日

期待してたPSYCHO-PASS2

「PSYCHO-PASS2」全11話の感想です。

PSYCHO-PASS2.jpg

劇場版3部作が公開、3期の制作発表と、
連日話題沸騰の「PSYCHO-PASS」シリーズ。
ご多分に漏れず私も1期にすごく惚れたので、
登場人物はだいぶ変更してるけど、それでも
それなりに期待をして観た2期でしたが…
PSYCHO-PASS 感想

巷の噂どおり、残念な結果となりました。
常守朱を始め1期のキャラがいなかったら、
悲しいぐらい無念で、違う意味で衝撃でした。
あまりにも命を粗末に扱っていたことや、
2期からの新キャラ達に魅力がないこと、
感情移入出来るような話も無かった等々、
1期が良すぎたからねと片付けられないほど。

1期が無かったら、こういうものなんだと、
それなりに楽しめてたかもしれないけど、
狡噛慎也や征陸智己を中心とした人情的な
キャラがいなくなったことは大きいですね。
チームプレイが成り立っていた1期と違い、
常守監視官がひとりで奮闘して解決する2期。

常守朱という絶対的な存在があったからこそ
観れたけど、社会の管理機能はめちゃめちゃ、
ハッキングは当たり前、薬物で色相がクリア、
特殊ヘルメットかぶれば監視に引っかからない、
それで監視官も執行人も一般人も無差別テロ。
(メンタルケア施設の虐殺はほんと悲惨だった)
1期では執行対象者には必ず理由があったはず。
朱の言う「最新のシステムが聞いて呆れるわ」
ってセリフが、ほんと身に沁みますよ。

PSYCHO-PASS2常守.jpg

それと、霜月美佳監視官の扱いはひどかった。
好かれる設定にするつもりもなかったとしても、
彼女はなぜ監視官になれたの?って言動が多くて、
システムで公安に選ばれた人間と思えない感じ。
有能な常守監視官に反抗的にたてつくだけだし、
しかも自分のせいで常守朱の祖母が亡くなる失態。
1期で友人が殺されたことが公安に入るきっかけ
なのに、自分の身を守ることだけに執着した姿。
ま、確かに犯罪係数上昇に怯えるのもわかるから、
現実的ではあるけど、公安刑事課となると疑問が…。
でも最後、東金朔夜を自分の意志で処刑しようと
したり、六合塚弥生の言葉に無表情で答える姿に、
この子はこれから監視官らしくなるのかなって
思いました。常守朱とは真逆なタイプそうだけど。

東金朔夜と言えば、宜野座伸元よりも前に出てて
あれだけ何かありそうな雰囲気を漂わせながら、
ただの狂ったマザコンだったという残念なオチ。
なのに、狡噛慎也を投影させるというひどさ。
PSYCHO-PASSファンがどれだけ狡嚙さんを
愛しているのかわかってない
スタッフですよ。
シュビラシステムの真実、矛盾、裁きよりも、
登場人物の人間模様が大事な私は怒り心頭です。

そして、2期のキーパーソンの鹿矛囲桐斗。
「地獄の季節」と呼ばれるシステム混乱時に、
不幸にも飛行機事故で亡くなった185名の
子供達の意志の集合体という多体移植人間。
システムに認識されず社会から疎外され…
憎きシュビラを裁くための復讐なんだよね。
集合的サイコパスを認めさせたことで、
人間がシビュラを裁く可能性を獲得したこと
そして常守朱の正義がシュビラの未来を導くと、
安らかな顔でドミネーターで執行された鹿矛囲。
悪だけど善とも取れる複雑な存在だったけど、
犯した罪を思うと、やっぱり極悪人だよな。

PSYCHO-PASS2鹿矛囲.jpg

というわけで…2期はただただ常守朱監視官の
素晴らしさが際立った作品となりました。
あまり作品を悪く言いたくないですし、
まずは3期を楽しみに待ちたいと思います。
posted by みゅーま at 23:58| Comment(0) | サスペンス・ミステリー | 更新情報をチェックする

2019年01月07日

AIに監視される近未来か…

「PSYCHO-PASS 1期」全22話視聴しました。
いやぁ、もっと早く観れば良かったと思うほど
この狂気な世界観に引き込まれてしまいました。

サイコパス.jpg

全体的にダークな印象で鬱々と描かれていく
近未来的設定は実は凄く現実みのあるストーリー。
近い将来日本も本当にこうなるかもと思うほど、
面白いと共に緊張感と恐怖心も感じました。
あの世界でまともに生きるなんて不可能だよね。
でも、人の上にコンピューターが立ち、
AIに管理される世界、否定できないもんな

で、このアニメの舞台は近未来の日本・東京。
「シビュラシステム」という社会システムにより
全ての人間が数値化され、心理状態や職業適性など
最善な状態を膨大なデータから判断される社会。
治安維持にも犯罪係数を採用、数値が超えれば
潜在犯として有無を言わせず裁かれる。そんな
管理システムの中で、犯罪を取り締まる監視官と
その部下の執行官が凶悪犯に立ち向う…という話。

とにかく登場人物がみな魅力的でイケメンでして、
ビジュアル全般、ハードボイルド系なのも好み。
それぞれが抱える闇を描く雰囲気も格好良すぎ
知的で完璧超人だらけの設定が好きなんです、私。

主人公ヒロインの常守朱。最初はあまりに頼りなさげで
大丈夫?と思うほどなのに、回を追うごとに強靭になって、
信念を貫くために様々な事を背負う姿がたくましくてね。
動転することもあったけど、冷静に即判断できる能力、
シュビラが適正として選んだ職業は正しいってことか…。

PSYCHO-PASS朱.jpg

狡嚙慎也は1話では冷徹でぶっきら棒な印象だったのに、
正義感と良識もあって勘も鋭くて頭脳明晰で仲間思い。
もう非の打ち所の無い良い男っぷり。
こんな人が裁かれる世界はやっぱり怖い。というか、
槙島聖護のような特異体質で犯罪係数が上がらず
ドミネーターでは裁けないというのもまた問題。
でも、監視社会を壊そうとしている槙島は、
ある意味、人間的だったのかな、とも思ったり。
敵でありながらイケメン、櫻井孝宏氏でも有るが故、
残忍なのに「この殺人には意味があるのでは?」
と思ってしまったけど…悲しいほど残虐でした

PSYCHO-PASS狡槙.jpg

ラストは、公安局の同僚達(縢秀星・征陸智己・狡嚙慎也)が
姿を消し、槙島も死亡、宜野座伸元は監視官から執行官、
何とも言えない物寂しさを感じて切なかったです

近未来のシステムで全てが監視される社会でありながら、
ひと昔前の人情を持ち合わせた刑事達が葛藤しながら、
勘や執念で人間臭く解決していくところが好きですね。
2期は登場人物が一新されそうなので、寂しいですが、
また違う目線で、期待して観たいと思います。
posted by みゅーま at 23:59| Comment(0) | サスペンス・ミステリー | 更新情報をチェックする

2018年12月22日

音も動きも無い世界って

先日「刻刻」を全12話視聴しました。
第1話のインパクトが結構強烈だったこともあり、
次はどうなるの?とずっと興味惹かれっぱなし

刻刻.jpg

作品の舞台はどこにでもある日常の光景なのに、
すべての人や物の時間が停止するという術のかかった
止界という異様な世界の中で進むSFサスペンス。
疑問が次々と出てきては、テンポ良く答えが出て、
でもまた新たな疑問が現れて…と常にハラハラ

主人公達も敵の組織も「止界」に関する知識を
ほとんど持っていないにもかかわらず、互いに
「止界術」(止界石)は譲れないというふうに、
次々にスリリングな戦いをしていくわけだけど、
時が止まった世界なので、電話や携帯も使用不可、
移動はもちろん徒歩だけだし銃が使えない接近戦のみ。
残酷な描写も結構あるけど、どちらかが一方的に
強くて追い詰められていくというわけでもないので、
あの手この手で戦う感じは恐怖心だけじゃなくて
なかなか面白かった

というか、現実にあったらかなり怖い設定なのに、
主人公の佑河樹里の家族が、隠居の祖父、無職の父、
ニートの兄、シングルマザーの姉とその息子、等々、
庶民的というよりそれ以下?とも思える家族構成。
(あ、本人も就職活動という半端な立場だった(笑))
今どきありがちな設定かもということもあって、
余計に緊迫感があったのかもしれないな。
そんなダメ人間が多い佑河家の中で、樹里が
至って普通の感覚で柔軟に状況を理解し、肝心なところは
きちっと動くという強い女性だったのは好感度高し

刻刻2.jpg

なんだかんだ力を合わせて、敵である「真純実愛会」の
教祖・佐河を倒すわけだけど、戦闘中、争いの元凶であり、
元の世界に戻るカギともなる止界石を破壊する樹里…。
敵は消えたとはいえ、皆が絶望するこの状況の中、
樹里は自分だけが持つ特殊能力で、全員を強制的に
元の世界へと返し、家族を救っていくわけで…。
孤独を覚悟し音も動きも無いひとりの世界で暮らす
樹里の姿は、想像しただけで凄い恐怖を感じました。

気丈だった樹里も気が狂いそうになるところで、
突如現れた謎の若い女性に救われる、という展開へ。
よくわからなかったけど、止界への出入りが自由で
何百年も生き続けている止界術の創始者(?)マリヤで、
伏線として1話に出ていたんだとか。気づかないよぉ。
結局、佐河が石を奪ってなりたかったのがこの存在、
ってことだったんでしょうな。

そんなわけで、樹里は無事に家族のいる元の世界に
戻るわけだけど、ずっと玄関で待っていた爺さんには
愛でしたね…。樹里の「ただいま」がすべてでしたよ。
憎まれ口を言ってても、やっぱり家族なんだな。
止界で起きた出来事で、それぞれ成長した佑河家の面々。
創始者マリヤの突然の登場には、誰?って思ったけど、
それはそれで良かったのかな。明るいラストになったし。

時が刻まれる大切さ、音が聞こえる心地よさ、
当たり前だと思ってることが幸せなんだね。
ラストの家族の集合写真。温かい結末にホッとしました
posted by みゅーま at 23:59| Comment(0) | サスペンス・ミステリー | 更新情報をチェックする